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認知行動療法は、うつ病等に治療効果が認められています。

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認知行動療法について

認知療法・認知行動療法(CBT)って?

エビデンス(効果)が認められている心理療法です。
 主にうつ病や不安障害に対する精神療法として、最近テレビなどでも紹介されるようになってきましたので 名前だけは聞いたことがあるという方も多いと思います。
 
私たちの気分や行動は、実は、物の見方・現実の受け取め方「認知」に大きく影響を受けています.
 例えば、あなたが夜道を一人で歩いている時に、後ろから、足音が近づいてきたとします。こうした場合、ほとんどの人は、「怖い(感情)」といった思いに駆られ、「逃げる(行動)などの」準備(心構え)をすると思います。
 が、例えば、あなたが、好きなタレントさんに会いたいと思って、その人の家の付近を歩いていたとします。このときに後ろから足音が近づいてきたら、ひょっとして、その好きなタレントさんではないかという「期待・喜び(感情)」が湧いてきたりしませんか。
 同じように夜道を一人歩いている場面ですが、一方は「怖い」もう一方は「期待」に胸膨らませている。この違いはどうして生じたのでしょうか。それは、あなたが、後ろから近づいてくる人を「変な人」と思う(考える)か「好きなタレント」と思うかの違いによって生じているのです。つまり、相手(対象・場面)をどうとらえるか(思う、考える=認知する)の違いによって、そのような違いが生じると言うことです。もちろん事実確認も重要ですが。
 つまり、”うつ”状態はこうしたとらえ方(考え=認知)が、偏ったり、事実の受け止め方(事実認識)にゆがみがあったりすることも一つの要因と言えます。 

  認知療法あるいは認知行動療法は、そうした認知のあり方に働きかけ、気分や行動を楽な方向へと変えていく心理療法の一つです。ものの見方・現実の受け止め方、「認知」の偏り、行動の偏りを修正し、問題の解決を手助けしていく心理療法です。
 
あなたの考え方の偏り、行動の偏りを修正したり、柔軟にしたりして、心のストレスや気分を軽くしていきます。また、リラクゼーションやその他の方法など認知行動療法にはいろいろな技法が用意されています。トップページのお知らせのコーナーの9月23日に書いた記事などの呼吸法として、このリラクゼーションも同様使われています。
認知行動療法は、特に、うつ病や不安障害といった、心の病気に対しての改善効果が期待ができるアプローチです。また、行動療法はパニックを起こされる方などにも改善が期待できる方法ですし、不登校などの場合にもかなり使われています。


不適応に関する認知の特徴

 
不適応を起こしている人の思考内容は、否定的で、過剰で柔軟性がなくなり、現実離れしてしまっている傾向がある。そうした「ゆがみ」があることから、外界からの情報や自らが持っている記憶情報を適切に処理することが出来なくなっている。これらは、「推論の誤り」あるいは「認知の誤り」と呼ばれています。 

その「ゆがみ」は、下記の9つに分類されます。
 ① 
破局的  現実的な可能性を検討せずに、否定的な予測をエスカレートさせること 
 ② 
読心術推論  他者が考えていることを確認もせずに自分は分かっていると思い込むこと
 ③ 
個人化の推論  出来事の成り行きや結果を自分の性だと思い込むこと 
 ④ 
選択的抽出推論  ある特定の事実だけを取り上げて、それがすべての証拠であるように考えること  
 ⑤ 
トンネル視  出来事の否定的な側面のみを見ること 
 ⑥ 
レッテル貼り  自分や他者に固定的なラベリング(たいてい否定的な)をすること 
 ⑦ 
全か無か推論  少しの失敗や例外を認めることなく、二分法的に結論づけること 
 ⑧ 
自己と他者のダブルスタンダード   自己だけ他者と異なる厳しい評価基準を持つこと 
 ⑨
「すべし」評価  自己や他者に対して、常に高い水準の成果を要求すること

 こうした推論,認知の誤りは、「自己に対する否定的な見方」「経験の否定的な解釈」「将来への否定的な予測」を促進して、否定的な感情を引き起こし、自発的な活動を抑制します。
 
 あなたの中に当てはまる項目はありませんか、傾向はありませんか。



いじめ・不登校に関して

 
いじめなどを受けた際に、やはりトラウマを生じさせます。そして、不登校になってしまうケースが多い。このトラウマを克服しないことには、学校へ復帰するどころか、その子の将来に尾を引くことになりかねません。 では、どうするのか。
 例えば人は、出来事を繰り返し思い出し、くよくよと悩んだりします。が、実はこれには、その嫌な思い出、記憶に慣れるという効果があります。そして、やがて、強い否定的な感情も喚起しなくなっていったり、いろいろな角度からそのことを見ることが出来るようになって、受け止め方の修正が出来たりして、回復することになります。従って、人にグチを聞いてもらうことは、ショックから立ち直るとてもいい方法なのです。また、なかなか立ち直れない場合でも、認知行動療法では、こうした人の持っている立ち直りのメカニズムを使って、対処していきます。例えば、不登校の場合、学校の校門まで行って帰っているとか、玄関まで行って帰ってくるとかなどを、少しずつ繰り返すことで慣れていくようにしたりします。また、イメージで慣れたりもします。
 認知行動療法や発達臨床と同様に、心理療法としてエビデンス(治療効果を示す科学的データーがある)有りと認められている心理療法に、人間関係療法があります。こちらの方は、身近な対人関係のストレスをなくし、身近な対人関係の中で満たされることで、改善していくという方法をとったりします。現在の対人関係とトラウマから起こる症状とは密接な関係にあると言うことを利用して、改善していくと言うことになります。


  
ADHDへの対応
 ATT(アテンション、トレーニング)や マインドフルネスがADHDやうつ病にも有効性が認められています。うつ病で特に問題とされるのは、ネガティブな思考の「反すう(繰り返し)」です。その「反すう」が、不安や抑うつを持続、増幅させる主な要因です。その反すうへの対応となるのが、ATTであったり、マインドフルネスということです。また、ADHDに関しては、注意集中が持続しないことが問題になります。そこで、ATTが有効だということです。
 


私は日本認知療法学会等の会員です。必要に応じて、認知行動療法等の心理療法を取り入れてアプローチしてまいります。また発達障害においても、認知行動療法が有効と言われています。
認知行動療法について、詳しくは下記サイトを参照ください。 

日本認知療法学会 認知療法・認知行動療法マニュアル

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